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プロフィール
Fukaseは、ヤマハ株式会社が開発し、人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカリスト・Fukaseさんの声を基に制作されたVOCALOID4ライブラリおよびそのキャラクターです。
日本語と英語の2つのライブラリを持ち、Fukaseさん本人の特徴的な歌声を再現できる点が最大の特徴です。
項目 | 詳細 |
---|---|
開発会社 | ヤマハ株式会社 |
最初の発売日 | 2016年1月28日 (VOCALOID4 Library Fukase) |
音声提供者 | Fukase (SEKAI NO OWARI) |
キャラクターデザイン | mikuma |
年齢 | 公式設定なし |
身長 | 公式設定なし |
体重 | 公式設定なし |
イメージカラー | 赤 (髪や衣装の色から連想される) |
その他設定・特徴 | 日本語ライブラリ(Normal/Soft/Electronica)と英語ライブラリを同梱。ロボットボイス化するエフェクトプラグイン「Electronica-Tune」が付属。キャラクターデザインはpixivでの公募コンテストで最優秀賞に選ばれた作品。 |
主なソフトウェア Ver. | VOCALOID4 Library Fukase |
Fukaseボイスバンクの企画は、「Fukaseの声をボーカロイドとして使ってみたい」というSEKAI NO OWARI側からの提案をきっかけにスタートしました。
ヤマハが開発に深く関わり、Fukaseさんご本人もレコーディングや監修に積極的に参加しています。
そのため、このプロジェクトはFukaseさんの声や個性を丁寧に再現することに重きを置いた、ヤマハ主導の取り組みとして進められました。
また、キャラクターデザインがpixivでの公募コンテストによって選ばれたという点もユニークで、開発の段階からファンの皆さんを巻き込む姿勢が感じられます。
その結果、リリース前から多くの注目を集め、キャラクターへの親しみや愛着を育むきっかけにもなりました。
人気グッズ
Fukase(VOCALOID)単独の公式グッズ展開は、他の人気ボーカロイドと比較すると限定的です。
SEKAI NO OWARI本体のグッズとは区別されます。
ソフトウェアパッケージ
VOCALOID4 Library Fukaseのパッケージ自体がコレクターズアイテムとなり得ます。
ファンメイドグッズ
公式グッズが少ない分、BOOTHや同人イベントなどで、ファンによる二次創作グッズ(キーホルダー、缶バッジ、イラスト集など)が流通している可能性があります。
コラボレーショングッズ
他のボーカロイドとのコラボレーション企画などで、限定的にグッズが登場する場合があります(例:ゲーム内アイテムなど)。
Fukase(VOCALOID)のグッズ展開が比較的控えめなのは、彼が主にソフトウェアとしての側面を重視されているためと考えられます。
キャラクターIPとしての展開よりも、どちらかというとSEKAI NO OWARI本体の活動やブランドイメージとのバランスが大切にされている印象です。
コラボレーション
Fukase(VOCALOID)は、主に音楽制作のツールとして使用されており、キャラクターとしてのコラボレーションは多くありません。
音楽
ATOLS、tilt-six、鼻そうめんP など、様々なボカロPによって楽曲が制作されている。
SEKAI NO OWARIの楽曲をVOCALOID Fukaseでカバーする試みも見られる。他のボーカロイド(IAなど)との共演曲も存在する。
イベント
VOCALOID関連の公式イベントに登場する機会は少ない。
Fukase(VOCALOID)のグッズ展開が控えめなのは、彼が主にソフトウェアとしての側面を重視して位置づけられていることが背景にあるようです。
キャラクターとして積極的にマーチャンダイジングを展開するというよりは、SEKAI NO OWARI本体の活動やブランドイメージを大切にしている流れの中で、バランスが取られているのかもしれません。
代表的なグッズ例
Fukase(VOCALOID)の公式グッズは他のボーカロイドグッズと比較すると極めて少ないです。
VOCALOID4 Library Fukase パッケージ
ソフトウェアの物理的なパッケージ。mikuma氏によるキャラクターデザインが描かれており、ソフトウェア本体と共にコレクション的な価値を持ちます。
入手情報: ヤマハ公式サイトや楽器店、ソフトウェア販売サイトなどで販売(現在はダウンロード版が主流)。
代表曲 (Fukase)
曲名 | ボカロP | 特徴・人気理由 |
---|---|---|
誰も知らないハッピーエンド | 40mP | Fukaseのデモソングとして書き下ろされた楽曲。優しく切ないメロディがFukaseの声質とマッチしている。 |
僕がモンスターになった日 | れるりり | れるりりによる書き下ろしデモソング。ダークな雰囲気と感情的な歌唱が特徴。 |
The Day I Became a Monster | れるりり | 上記楽曲の英語バージョン。Fukaseの英語ライブラリの性能を示す一曲。 |
Set Me Free | tilt-six | tilt-sixによるエレクトロニックなデモソング。Electronica-Tuneプラグインの効果も活用されている。 |
アリス・マーガトロイドに愛されたい! | ATOLS | ATOLS独特のダークで実験的なサウンドとFukaseの声が融合した楽曲。 |
色彩 | KIRA | スタイリッシュなエレクトロポップ。IAとのデュエット曲。Fukaseの英語歌唱が活かされている。 |
Fukase(VOCALOID)の代表的な楽曲には、40mPやれるりり、tilt-six、ATOLSなど、名だたるプロデューサーによって制作された公式デモソングが多く含まれています。
これは、ヤマハがFukase(VOCALOID)のボイスバンクの魅力を幅広く伝えるため、さまざまなジャンルのトップクリエイターに楽曲制作を依頼したことによるものです。
また、Fukaseさんご本人(SEKAI NO OWARI)の音楽スタイルの影響も大きく、幻想的な世界観やメッセージ性の強い表現が、VOCALOID Fukaseを使ったオリジナル楽曲にも反映されており、そうした雰囲気を好むリスナーからも親しまれているようです。
公式サイト・SNSリンク
カテゴリー | サイト名/アカウント名 | URL |
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公式サイト | VOCALOID4 Library Fukase 製品ページ (ヤマハ) | https://www.vocaloid.com/products/show/v4l_fukase_jp |
SEKAI NO OWARI オフィシャルサイト | https://sekainoowari.jp/ | |
X (旧Twitter) | VOCALOID (@VOCALOID_Japan) | https://twitter.com/VOCALOID_Japan |
SEKAI NO OWARI Official (@SekaiNoOwariOFC) | https://twitter.com/SekaiNoOwariOFC | |
Fukase (SEKAI NO OWARI) (@fromsekaowa) | https://twitter.com/fromsekaowa |